デリシャスタイム

ただ感情の隆起した部分をここに詰め込んでるだけです。

織田裕二の『Over The Trouble』を久しぶりに聞いたら激イタ歌詞だった件について

皆さんは『お金がない』というドラマをご存知だろうか。
私は小学生の時の再放送でかじりつくように見ていた。

今思えば学校から帰って習い事に行く前に母親のご飯を食べながらドラマを見るあの時間は何者にも代えがたいものがあると思う。

居酒屋で一人で飲んでいたら、
織田裕二「Over The Trouble」が流れてきた。
ノスタルジックな気持ちを思い起こさせるその曲にそこからハマり、
最近1日に1回以上はこの曲を聞いている。
Youtubeリンク

実はこの曲、よく聞いたら歌詞イタすぎたので紹介していく

アイツのこぶしを噛み締めて倒れた右目のアザは情熱の勲章

まず「アイツのこぶしを噛み締めて倒れた」から始まる曲が不穏すぎる。
令和の人間にこの歌詞は書けない。
令和なら「アイツのスパチャに論破してKO」くらいが適切だろうか。

覚悟を決めたときみは指輪はずして青い空にほおり投げた

この1行で略奪愛か、婚約していた親友から相手を奪い取った話かも?と
想像が膨らむ。

家族にはおどかされ
親友にののしられ
それでも奪いたいそんなキスがあるさ

だいぶイタイ。
ぜひ皆様に口に出して読んでほしい。
特に「それでも奪いたいそんなキスがあるさ」の部分
さぶいぼが立ちそうだ。
でも割と好き。

Over The Trouble 死んでも俺の腕を離すな
今が人生で最悪の瞬間
Over The Trouble しばらく世界中が敵だぜ
君をさらって逃げろRUN AWAY


「Over The Trouble 死んでも俺の腕を離すな」
この時代なんかブリッジ流行ったのかな?
反町隆史の『POISON~言いたいことも言えないこんな世の中は〜』
でもサビでPOISONって言うけどちょっとかっこよさげな英単語
混ぜるのがルールだったのかな?

あと、「逃げろ RUN AWAY」ダサすぎだろ。
同じ意味を英語にしただけだよ。
サビに英単語2つは入れ込み過ぎだよ。
反町でもPOISONだけで我慢したってのに。

車はエンスト
たどり着いたモーテル
すぐにみつかって
説得のマシンガン
ガラスを蹴破り奪い取った車は
高い崖から転げ落ちた



・女奪う

・しばらく世界を敵に回す

・車エンストさせる

・説得のマシンガン

・他人の車盗む

・盗んだ車を崖から落とす←NEW
これだけ見ると最悪すぎるな。
イカルパン三世じゃん。

フィアットの車盗んで足で運転しながらシケモク吸ってたら
完全にルパンじゃん。

メチャクチャな愛し方
ボロボロのシャツを着て
ピンチに笑ってる君に惚れ直した。

もう女もイカれてんじゃん。
あとボロボロのシャツなのはお前が崖から車落としたからだろ。
てかピンチなのはお前のせいだろ。絶対にヘラヘラすんなよ。

Over The Trouble
信じろ もしもなにがあっても
今が人生で最悪の瞬間
Over The Trouble
背中を蜂の巣にされても愛し抜けると誓うRUN AWAY

今が人生で最悪の瞬間なのは知ってるけど、
これから上手くいく未来も見えないだろ絶対。

背中を蜂の巣にされてたら彼女も死んじゃうじゃん。
めちゃくちゃなエゴイストじゃん。
あと誓うRUN AWAYってなんだよ。
「誓うの英単語がわからなくてここもRUN AWAYにしちゃいましたてへ♡」
じゃねぇんだよ。
誓う プロミスとかでいいだろ。 どっちもダサいか。

Over The Trouble
誰にも邪魔されない世界へ
君をさらって逃げろ RUN AWAY

誰にも邪魔されない世界なんてない。
現実を見てくれ。
誘拐と窃盗の罪を償うしかない。
令和だったら社会的にも抹消。

というわけで今回は織田裕二の『Over The Trouble』の歌詞を
見ていきましたけど。
こんだけツッコミどころのある歌詞もなかなかないので
脳内で突っ込みながら聞いてみてください。

ちなみに、これ途中でトランペットソロが入るんですが、
歌詞の内容とは裏腹にキャッチーでブレイクのところとかも
結構かっこいい曲なのでそこにも注目です。

【aikoクイズ/リアルガチで有料級】合コン/飲み会/女子会で盛り上がれるクイズを発明したので聞いてほしい。

人は人生に一度はなにかすごいアイディアを生み出す。そう信じて止まない25歳社会人3年目です。

もれなく私も2022年人生最大の大発明をしてしまったのです。
合コン、飲み会、女子会、好きな人との何気ない会話にも使えて、そして全世代を網羅した万能ゲームを。

 

その名は

aikoクイズ」

 

 

正直これを記事にするか迷いました。
「もったいぶるな」という意見が聞こえてきます。
甘んじて受け入れましょう。
個人的には数百万は稼げる。そう信じて止まない。
それくらいの代物なのですから。

このaikoクイズ
気の知れた友人、元恋人、会社の先輩、マッチングアプリで出会った人など幅広い属性、性別、年齢の人にこのクイズを試しました。
全員盛り上がりました。
もう一度いいます。 全員盛り上がりました。

あんまりもったいぶっても途中でブラウザバックをしてしまう人があまりにもかわいそうなのでaikoクイズの概要を説明します。

aikoクイズとは?

これから歌手のaikoさんの曲のタイトルが出題されるので
その曲のタイトルはaikoなのか、
または僕の考えたタイトルなのかを当てるクイズです。
aikoさんの曲は「カブトムシ」「ボーイフレンド」など固有名詞が多い。
固有名詞という一見無機質なタイトルだとしても、
aikoが歌ったならそれは立派な恋愛ソングになる。
カブトムシではなく、aiko「カブトムシ」に愛おしさを感じてしまうのが
彼女の魅力だろう。
そんな無数の妄想ができてしまう曲のタイトルが多いからこそ
「これaiko歌ってそうじゃない?」という話題で盛り上げれるのだ。
百聞は一見にしかず、早速問題を出そう。
ぜひaikoファンもそうでない人も楽しんで頂きたい。

 

 

第一問
この中に1つだけaikoの曲のタイトルがあります。
どれでしょう?
1.aiko「ソファ」
2.aiko「カーテン」
3.aiko「クローゼット」
4.aiko「キッチン」

 

みなさんもaikoになりきって考えてほしい。
aiko「ソファ」であれば
彼氏が転がり込む形で同棲を開始したが、
同棲破棄して2人用のソファに1人崩れ落ちるaikoが想像できるだろうし

aiko「カーテン」であれば
高校時代に放課後2人で残って誰にもばれないようにカーテンに隠れてキスをする甘酸っぱさを彷彿とさせる。

aiko「クローゼット」は
クローゼットから引っ張り出した当時好きだった彼について綴ったノートを見返して傷心するaikoが思い浮かぶ。

aiko「キッチン」は
同棲初期に一緒にキッチンで料理を作っている画が容易に想像できる。
おそらくオムライスを作っているのだろう。
いや、おでんとかでもいいな。
二人で食卓を囲みながら熱々の大根をハフハフしながら食べているのもいい。

このクイズはaikoに感情移入しながら
私もこういう恋愛したことある。こういう恋愛してみたいな〜というような甘酸っぱい記憶を呼び起こす鍵となる。


正解は…

aiko「クローゼット」

 

いかがでしょうか?
このクイズで
aikoだったらこうする、これaikoっぽいな〜という会話から
その人の恋愛観を知ることができるのがポイントです。
すべての恋愛あるあるを網羅したaikoだからこそ、
そして、多くの世代に愛される彼女だからこそ
このクイズが完成したのです。

 

このaikoクイズの続きが見たい方は
ぜひ「いいね」くれると嬉しいです。
実は全17問あるので続きはまた。

 

 

おいしいって感覚

美味しいって言う感覚 僕は君に「美味しい?」って聞いた。

君は「美味しいよ」とキュートなエクボをつくって言った。

そんなエクボができる君は天才だと思った。

だって僕にはできないから。

美味しいと言う一つの感覚で繋がれてると思った。

君と繋がれるだけで嬉しかった。

 

でも一つ疑問に思った。 君の感じた美味しいと僕の感じる美味しいは一緒なんだろうか。

できれば一緒であって欲しいけれど、 、、

人によって価値観は違うのに味の感覚は違わないのはおかしいかも?ってそう思うのはおかしいだろうか。

 

恋愛という名のラブゲームにおいて片想いはある意味最強のカードである。

恋愛という名のラブゲームにおいて片想いはある意味最強のカードである。

一見弱そうに見えるこのカード。

一般的な常識当てはめたのなら弱いかもしれない。

ただ、思い出して欲しい。

恋愛というゲームにおいてルールなどないことを。

片想いというのは自分の好意を隠せば一方的に妄想の中で楽しめるし、バレたとしても君がそこまで気持ち悪くなければ嫌われることはない。

そしてあなたが望めば一生好きでいられる。

 


この恋愛のゲームの勝利条件を「付き合うこと」としたなら君の負けだろう。だが、「愛し続けること」とするならあなたは一生このゲームのユーザーでいられるし、永遠の愛を証明できるかもしれない。

インナージャーニーのクリームソーダは「過去の君から抜け出せない僕の物語」 大好物でした。。。

【インナージャーニーとの出会い】

 

また新しいバンドが出てきました。

 

僕たちは時間があれば新たなバンドを見つけて、

見つけては熱狂して、

仲間とその熱狂を共有して、

またさらに巨大な熱狂に変えている。

 

そんな音楽好きな人ならきっとわかってくれる。

インナージャーニーのクリームソーダの中毒性を。

 

www.youtube.com

 

僕がこのバンドと出会ったのはSpotifyの中でだ。

いつものように

銀杏BOYZの「あいどんわなだい」を聞き、

オレスパの「敏感少女」からの

メメタァの「突然少年」を

聞きながら通勤していた。

そして突如として目に飛び込んだ

「あなたへのオススメ」

インナージャーニーとクリームソーダの文字。

少しずつ僕のモーニングルーチンを崩していった。

 

繰り返されるプレイリストに

最強の一曲が加わった。

 

ちなみに

クリームソーダって

最近インスタで流行っているけれど、

僕はソフトクリームよりも

スーパーで売ってるような安アイスを雑に塊のまま入れられたクリームソーダが好きです。

 

クリームソーダについて考えている君という存在は

いつからクリームソーダが好きなんだろうか。

どんなクリームソーダを愛しているのか

ほんとここ数ヶ月だとしたらちょっと嫌かもな笑

 

【歌詞について】

まず最初の第一声。

ラクタだらけの六畳一間のこの部屋で、

僕はクリームソーダについて考えてる。

 

 

まず私はこの歌詞を聞いた瞬間に

こんな六畳一間が頭に浮かんだ。

・畳

・風鈴

・扇風機

この三種の神器と、月3万円の安アパート。

夏も終盤、秋の訪れを感じながら、

窓から涼しい風といっしょに

なんとなしに買った風鈴の弱気な音が

なびいて来る。

「僕」は仰向けで天井を見上げながら

「クリームソーダ」について考える。

 

炭酸はあまり好きじゃない君のことも思い出して

ああやっぱり今年も夏がくたびれてる 

 

ここで出てくる「君」の存在。

そして「ああやっぱり今年も夏がくたびれてる 」

この歌詞の意味を考えてしまう。

おとなになるにつれて夏に憧れを持ってしまいがちなんだけれど(ここ俺だけ?笑)

もしかしたら

夏への憧れを妄想の中でリフレインするのを

「夏がくたびれる」って言うのかもしれないな。

 

I wanna be alright 

きっといつかはわかるはずさ

I wanna be alright 

世界は広いと信じてたいけど

背伸びをしているダサい君のこと愛してたのさ

 

さてサビに入りました。

 

「I wanna be alrigh きっといつかはわかるはずさ」

今はまだわかってないけどね。

「I wanna be alrigh 世界は広いと信じてたいけど」

ほらまだ世界は狭いと思ってる。

六畳一間で完結する世界しか知らないんだ。

「背伸びをしているダサい君のこと

愛していたのさ」

ここでまた出てくる「君」の存在。

背伸びをして、まるで世界を知っているような

口ぶりで話す「君」を

ダサいと思いつつも、

それさえ愛しいと思っている自分がいる、

いや「いた」のか。

ここ過去形なんだ、、、

別れちゃったのか、付き合ってないけどお互い好きって可能性もあるよなぁここ、、

なんか切ないかほりしてきましたね!!!!!!

テンション上がります。

 

それでもどこかで生きているんだと

夢に描きながら

僕はクリームソーダについて考えている。

大好きだったあの曲の最後の4小節が終わる頃

頭の中の炭酸が抜ける音がした。

 

改めて考えてみるとここまで

「君」が何かを「僕」にしてくれた

場面はなかったし、

「僕」が見ている「君」という存在しか

登場しない。

「僕」という狭い世界の中でしか存在できない「君」の存在が

すごく美しかったり、愛しかったりする。

そしてすごく切ない。 

でもそういうのめっちゃ好き。ありがとう。

 

さてここで「君」の存在に言及する。

「それでもどかで生きているんだと

夢に描きながら」

え、「君」って死んじゃったの?

それともどこかに行ってしまったの?

前者だったら「君」の死を

受け入れられなくて歌っているのか?

後者だったら「君」は「僕」と別れて、

どこかで暮らしている(それこそ夢を追いかける為に別れた)のか?

もしかしたらそんなドラマチックな話ではなくて、ただ別れただけかも?

ここはいくつものパターンで楽しめるので、

お好きなストーリーでお楽しみください笑

 

「大好きだったあの曲の最後の4小節が終わる頃頭の中の炭酸が抜ける音がした。」

この歌詞めっちゃ好き

一番好き。

この表現すごいよ。

 

「大好きだったあの曲」って誰にでも一曲はある。

 

それは好きな人の好きな一曲かもしれないし、

好きな人に好きになってもらった

一曲かもしれない。

学生時代に友達とくだらない話をしながらも、

おすすめされた一曲かもしれないし、

あなたと夢を語った後、

立ち寄ったカラオケで歌った一曲かもしれない。

 

その曲を聞いて最後の4小節が終わる頃

「頭の中の炭酸の抜ける音がした」

なんか多分この言葉以外に最適な言葉ない。

好きだった曲を

「聞き終わってしまう、、、

あ、聞き終わっちゃった、、、」

ってときの感情は

「頭の中の炭酸が抜ける音がした」が正解です。

ありがとう。

 

そして最後

 

I wanna be alright 

きっといつかはわかるはずさ

I wanna be alright 

世界は広いと信じてたいけど

慣れない笑顔作りながら

また忘れていくのさ

 

愛していくのさ

 

「慣れない笑顔作りながらまた忘れていくのさ」

「君」の前ではうまく笑えていたけど、

他の人の前では

「慣れない笑顔」をするしかなくて、

うまく笑う方法は

「また忘れていくのさ」ってことかな。。。?

だとしたら「君」という存在大きすぎるだろ。

 

「愛していくのさ」

狭い世界で生きている自分を「愛していく」のか、

それともうまく笑えていた頃の自分を

「愛していく」のか、

かつての「君」との思い出を愛していくのか、

またはその全部か。

 

全てはあなたのご想像におまかせします。

 

【終わりに】

まとまらない文章でしたが、

ここ最近で割とかなり心動かされた作品でした

 

私の解釈にはなりますが。

「僕」というのは女の子で、

「君」が男の子だと思います。

(多分どっちでもいいです)

 

「君」が何かをしたとか、

なんかこういう声をかけてくれたとかそういう話は

一切登場しないので

きっと「僕」の解釈だけで歌われています。

もしかしたら付き合ってなくて、

一方的に「君」が好きで、

告白もできずにどこかに行ってしまって、

連絡も取れなくなって、

でも一緒に過ごした時間を思い出して、

何度も感傷的になっていく。

それを繰り返していく人生なのかもしれません。

 

 

過去を美化してしまうことってありますよね。

きっと今の「君」は昔とは別人なのに、

過去の「君」を思い出して

好きになってしまう。。。

それは今の「君」を好きなんじゃなくて、

あの頃の「君」が好きなんです。

うわー切ない。。。でもそれって一番哀れで、人間らしくて、愛しいですよね。

 

こういう作品ホント好きです。。。

あなたは人を笑顔にできる(かも?)

最近は「おうち時間」や「STAY HOME」といった言葉をよく聞くようになった。

普段から休日はあまり外に出ないで家で過ごすことが多いのでそれ程苦ではないだろうと思っていたが、

人と合わないとそれはそれでストレスを感じるものだ。

今まであったはずのおそと時間はなくなり、

全てがおうち時間に変わったことで

家族以外の人間と過ごす時間がとてつもなく減少した。

本当は家族以外の好きな人(恋人でも友達でも)と過ごす時間こそ

真に自分を開放できる時間なのかもしれない。

 

Instagram(以下インスタ)のストーリーで「おうち時間」というスタンプがあるのはご存知だろうか?

ずっと家にいて暇なわけだから

他人がどのような暇つぶしをしているのか気になるのが人の性というものだ。

この時期だと

今見ている映画、ドラマ、アニメの感想

過去に行った旅行の写真

Zoom飲み会の写真

お絵かきの写真

自炊の写真

などが多い。

インドア人間のわたしは

普段ストーリーを見ているとディズニーランドで楽しそうにしている写真や、

わいわいドライブをしているショートムービーなどを見て一日中家にいる罪悪感や孤独感を感じるのだが、今はそれがなくていい。

でも逆におうち時間のストーリーには前みたいな賑やかさや騒々しさはなく、多様性が失われた気がして寂しい感じがする。

 

 

この時期だからこそストーリーを見る人は多いだろうに、自分からストーリーに提供するコンテンツは相対的に少ない。(ストーリーに投稿することコンテンツ提供とか言ってる俺はそろそろおかしい)

 

そこで思いついた。

「俺もストーリーでおもろいことやれば

いつもより多くの人が見てくれるのでは?」

俺がみんなを笑顔にするんだ!なんて思った夜もあった。

でも思い浮かばない。俺だけではなく、みんなが面白いであろうコンテンツを

一人で作成し、提供(投稿)しなければならない。

星野源みたいにいい歌が作れるわけじゃないし、芸人みたいにギャグがあるわけでもない。俳優みたいにハンサムではないし、かわいいイラストが描けるわけでもない。

でも、自分の友だちを一人でも笑わせられたらそれでいい。

誰かに「面白いね!」と言ってもらいたいという

小学生の時から持ち続けた欲求だけが俺の創作意欲を掻き立てた。

 

そしてついに、、、自分が自身を持って面白いと思うものができた。

それがこれだ、、、ワン!ツ!スリー!(ザ・ベストハウス123風)

 

 

「架空人物シリーズ」

実在しない架空の人物になりきってそれっぽい事を言うというものだ。

これまでに4人のキャラになりきった。

「マヨラーの山本」

設定 毎マヨネーズにはサインペンで「山本」と書いて持ち歩く。

最近はカントリーマアムとマヨネーズの組み合わせにハマっている。

「おしぼりストの京介」

設定 全国のおしぼりをあつめている。コンビニのおしぼりには

どこでもらったものか記している。

ちなみに「ミニストップ」は「ミニスト」、「ローソン」は「ロン」と

略している。

 

「都市伝説テラーの岡田」

設定 都市伝説系Youtuber

「短パン野郎のショウ」

設定 生まれた季節は冬

 

これらのキャラに合った衣装、小道具を用意し、セリフを考えて自分で演じる。

インスタのストーリーは1つ15秒以内という短い制約の中で完結しなければならないので台詞を読むスピード、動作数、間の使い方がかなり難しい。

かと言って2つも3つもつなげて15秒以上の動画にしてしまうと長すぎて途中で見てもらえなくなる。

15秒以内に収めるからこそ歯切れよく面白い。

誰かの「おうち時間」を邪魔しすぎることなく笑いを提供できる。

これが俺の曲がりなりにものポリシーだった。

15秒以内なので一発取りノーカットで完結するネタでなければならない。。

小道具や変装で笑わせるのか、セリフで笑わせるのか、動きで笑わせるのか、

その両方か。

大多数が面白いと思うだろうという自分の勝手なものさしで測りながら

納得のいくものができるまで取り続ける作業が続くのだ。

自分で何度も撮り直して、何度も見直して、何度も自分で笑った。

自分で自分を見て笑った。

そしてついに投稿した。

私のインスタのフォロワーは344人なのだが、約200名が上記の4名の架空キャラ動画を見てくれた。

最後にどのキャラが一番好きだったかのアンケートにも48名がこたえてくれた。

ちなみにアンケートの結果が以下である。

マヨラーの山本       8

おしぼりストの京介     11

都市伝説テラーの岡田    13

短パン野郎のショウ     12

 

 

普段から私のインスタストーリーを見て面白いと言ってくれる人からはもちろん、普段はあまり反応してくれないような友人までもが「面白い」と言ってくれたのでうれしかった。

ちなみに昔好きだった子からも返信が来たのだが、深追いしすぎるとダサいと思ったので、「良いおうちライフを!」とだけ返信した。

今思えば、キザすぎるそのセリフに吐き気がする。やめておけばよかった。

 

結果的にただ約200名近くに見られて数名にだけ「おもしろい」といってもらえただけの話なのだけれど、

でも数名だけでも笑ってくれたのは嬉しいし、約200名でも見てくれてありがとうと感謝してしまう。

自己満足を電波にのせて届けて、それが感想として返ってくる。

これがどれほど嬉しいか。

俺は本番に弱いし、人前に立って面白いことができるわけでもないし、面白い話のネタがあるわけでもないのだけど、インスタのストーリーでは一番おもしろい自信がある。

だって自分の周りでは誰もやっていないことだから。

たった15秒のために2時間も3時間もかけている人はそういないから。

 

誰だって特別になれる。自分自信が特別だとそう思うことができたなら

それは特別だ。

 

STAY HOMEの時期にこそ

あなただけにしかできない特別は眠ってる。 

それを呼び起こそうじゃないの。

そして誰かを笑顔にしてあげておくれよ。

 

「良いおうちライフを!」

 

 

お題「#おうち時間

 

西加奈子著 「i」 感想

西加奈子著 「i」 感想
 
私達は生活の中で考えが及ばないことが多いと本書を読んで感じた。

日本では多くの人が議論とかけ離れた生活を送っている。 ジェンダーや難民、環境問題などの社会問題について語ると難しいねの一言で終わってしまう。 普段の会話は半径1メートルの中で完結する話で、10キロ先、100キロ先、その先何千キロ何万キロ先の世界は話さない。 エゴだとか学を見せつけてるだとか思われるかもしれない。

そんな不安と葛藤しながらどうしたら社会は改善されるのか途方も無い問に嫌気がさしてくることもある。
この本は私のそんな問題を一気に解決してくれた本だ。
作者ががあとがきで語っていた言葉がずっと心のなかに残っている。
「ある貧困の国に行った時、貧困さに胸が苦しくなったけれど、そのあと免税店で安くなってるものに目が行ってしまってそこで吐きそうになった」
貧困で苦しむ人や、戦争で悲しむ人々のことをニュースで見て考える自分と、友人と一緒にお酒を飲む自分は一緒なのだけれどすごく違和感がある。
だから私が戦争や貧困などで困っている人について悲しんだり祈ったりすることは意味がないことだと疑いたくなる。
でもこの本では「誰か苦しみを持った人を想像して思い起こし、想うことで相手は存在していて、存在しうる。
たとえ想うことが無力に感じても想い続けることが大切だ。 」と教えてくれた。