今だからこそ思う。 あなたにとっての居場所。
あなたにとっての居場所ってなんですか。
こんな大げさなテーマで始めてしまったこの記事、でも今回は真面目に書くつもりだし、もし見てくれてる人がいるならその人に届けばいい。
届いてほしいと思う。
この間tetoのレコ発のファイナルライブに行ってきた。
それはもう最高で、世界観が違う。
音楽を聞けばわかる。 人の痛みを知っている音楽だ。
俺が弱った時、この音楽は俺を救ってくれたなんてちょっと照れくさくなってしまうくらいの気持ちになるようなことを書いてしまう。書いてしまいたい。
俺は11月19日にあのtetoとあった。
憧れであり、痛みを分かってくれる存在であり、それはもう傷薬のような音楽で、ボーカルの小池の言動には親近感さえ覚えるほど、人柄と音楽はリンクしていて、その人と音楽を好きになったんだ。と思えた。
世の中は金なので沢山金払って見に来てください人生は金じゃないってとこをお見せしますので(ダブルピース)
— 小池貞利 (@ssssssssdtsssss) 2017年11月7日
だってこんなことまでいっちゃうんだもん最高だよ。
いつだって目頭の奥に潜んだ熱湯があふれる準備ができてる。
そして、ロックンロールが弱いもののためにあることを語っていた。
そう、今俺にとっての居場所はこの音楽だし、この音楽を共有できる友であり、そしてこの音楽を好きな自分を好きな自分なのだ。
「男は俺らみたいに狂って騒げ、女は泣くんじゃなくて、それをみて笑え」みたいなこと小池さん言ってたけどさ、かっこよすぎるよそりゃもう。
ロックは弱い物の味方で、弱い者のための音楽で、弱ったときの薬で、ずっとヒーローでありつづける。
そして、本題に入る。
あなたにとっての居場所ってなんだ。
本当に好きな人、好きな友達、好きな家族、好きで好きでたまらなくて、そこでは自分を受け入れてくれている空間。そう俺は捉えている。
でもそんなの10代のときと、20代30代のときではまるで違う空間になっていたりする。
10代の時に仲良かった友人なんてものは30代にはもういなくなっているかもしれないし、居場所は消滅しているかもしれない。
けど、それはそれでいいんだ、そうあるべきなんだ。
もし、変化がなければ今居場所のない弱者に新しい居場所を見つけるチャンスはない。
一期一会なんて言葉を作った天才がいるけど、その通りで、世の中自分だけのストーリー、自分だけの物語、自分が主人公なんだ。だから
君の物語 第一章が暗黒時代だって、第二章からちょっとずつ良くなれば良いんだ。
今を苦しんでる人にだって居場所となれる場所はある。
でも人間今を生きていて、将来のことなんてわかんない。そんなとき楽観的に物事を見ることはできない。
そんなときは、自分の好きなことを好きなだけやればいい、好きな音楽を聞いたり、好きな小説を読んだり、好きな服を着たり、好きな人を追いかけたり、好きな漫画も読もう。好きなコーヒーを探そう。
そして、自分にあった人格を作ればいい。
腐った根性を持っても良い、なんでも客観視する人間になってても良い、性根が腐ってても良い。
それが味になって、いつかそれをオモシロイと思ってくれる存在がいるよきっと。
tetoはそういうやつの味方だ。
だからこそ、俺は好きだ。
醜い自己満足を押し付け合い、互いに共有し合える仲間こそがあなたにとっての居場所となりうる。