万人受けする音楽って呼び方やめませんか? 【髭男特集】
万人受けする音楽
この言葉よく聞きますよね。
でもこの言葉ってある意味なんというか、コアなファンっていうんでしょうか? インディーズバンド、そんなにまだ知られてないアンダーグラウンドな音楽を聞いてる人間から、ポップミュージック、ポピュラー音楽を聞いてる人間への悪意ある比喩というか、揶揄というか、そういうふうに感じられる。
例えば音楽を聞いた時、「万人受けする感じだね」って言ってしまえばそれ以上でもないし、それ以下でもなくなる。
もっと人間らしく、正当な評価をしてもいいと思うんですよ。
そう、ミュージックアセスメントを。
今日はそんな、万人受けする音楽以上の言葉で言い表すべき音楽を紹介しましょう。
それは、Official 髭男dism
とりあえず聞いてみて。
なんだろう本当に。
世界観がしっかりつくりこまれてる。
今までのバンドにはないこのやさしい爽やかさ。
アイスの爽と、パルム同時に食べてる感じ。 爽やかなのに心にじわじわと染み込ませるタイプの音楽。
こんな浸透保水溶液音楽。染み渡るタイプの音楽。かなり画期的だと思います。
かと思ったらこんなオシャレな音楽もできる。
なんだろう。この音楽がイヤホンから流れてれば、どんな田舎の寂れた商店街でさえも、スッキップしながら歩けそうな音楽。
PVでよくある 歩きながら歌うやつの真似しちゃいそうになる。
朝にぴったりな歌もあってさ。
これ、イヤホンしてる高校生のミックスリストに入れたら自転車漕ぐスピード急速に上がると思うんだ。
ほんと。 なんだろう。ジャンルレス。 トランスジェンダー ジェンダーレス
本当に最高なんだ。 このハモリが心地よい。 なんだろう。 無意識的にこの声を求めるようになる。麻薬音楽
んでこれが最近出したやつなんだけどさ。
いやーこれもうできる音楽のレンジが広すぎる。
これは万人受けするんじゃなくて、すべてのジャンルに合わせにいってる。
去年の売れ筋が髭男だったのも納得。
正直テレビとかあんま出てるの見たことないからネットだけで騒がれてたイメージだけど。 やっぱ改めてこれは売れてほしいよねほんとに。
なんか昔のハモネプ見て興奮してた中学生みたいな気持ちになれる。ずっと。
僕は前から思ってるんですけど、髭男は日本のMroon5って思ってて。
ほんとそれくらいのレベルであのオリジナルな爽快感、ジャンルレスな音楽。
敷居が低い。 音楽のバリアフリー化に成功した革命児。
これからさ、万人受けする音楽って言うのやめようぜ?
万人受けする音楽って君が呼んでる音楽っていうのはそんなちんけな言葉では言い表せないほどに考えられている。
たぶんキミの心に突き刺さった音楽に対する感情に万人受けするってのは似合わない。
もっと感情表現の幅を広げよう。
つまり、語彙力上げよう?