デリシャスタイム

ただ感情の隆起した部分をここに詰め込んでるだけです。

小説を書きたいのですが、文才がないし、

ずっと青春に肩入れしている男の話(童貞)

 

「青春」その文字を聞いたとき人はどのようなイメージをするだろう。

 

初恋、友情、仲間、汗と涙。

想像力の低い私にはとりあえずこれくらいしか思い浮かばない。なんたって今朝の10時半だし、きっと夜になればもっと思い浮かぶのかもな。

まぁそんなことはどうでもよくて、青春ってなんだろうって話だ。

もしかしたらいまみたいなどうでもいいことの蓄積が青春の意味なのかもしれない。

 

これは冴えない男の人生であって、そんな冴えない人生を生きてる自分かっこいいとか思うような所謂中二病が抜けきれてない21歳童貞の話なのだけれども、そんな話誰が聞きたいんだと思う人99%、でも残りの1%(自分自身)のために書くんだ。

だれが小説を自分のために書いちゃいけないと言った? 自己満足のオナニーブログなんだから自分のために書くのが当たり前だろクソが。

 

 

第一春

 

「青田春男14歳、中二病にかかる」

おはようございます。みんなと絶対的に違う存在になりたい、青田春男14歳中二です(未来の21歳童貞) みんなと違っていたいので、朝登校したときにはプラスティック製の黄色と黒の鎖を手に巻いて行きました。初日で没収されましたが、自分をアピールできるいい機会になりました。

好きなアニメは俺妹、嫌いなアニメは女のふざけた妄想がまかり通る世界でおなじみ恋愛漫画、恋愛小説デッッッッス!!

 

僕好きな人ができて、メールで告白しました。「僕が好きって言ったらどうする?」みたいなことをメールで聞きました。たしかにーチキンプレイと罵られればそれまでですが、だけどいいじゃないですか。だって最終的には付き合えたんだから笑。

そんなこんなで彼女いたんですけど、それがまぁ21年間生きてきて唯一彼女と呼んでいい女の子です。でもまぁ別れてしまうんですけどね。

 

第二春

 

青田春男、21歳、就活生。童貞。

風俗に行くも、50分コースで32分残すという男。 射精時に出た言葉「いきま~す」という腑抜けたアムロ・レイのような声。

もはや童貞で有ることに誇りを持っている。

フラれること(ここでのフラれるはご飯に誘うも断られる。然り、ご飯に誘う前にこいつ興味ねぇなと見切りをつけて諦めることも含む)10回以上。

すぐ人を好きになるし、好きになったらすぐにその人が運命の人だと思いこむ。

しかもその後すぐ結婚したいくらい好きだと思いこむが、時間はそれをまやかしだと気づかせてくれる。

2ヶ月後には新しい可愛い女の子を好きになり、手のひらを返したように同じことを言っている。それが私だ。 

顔がいいわけでもないのに、ファッションに気を使ってみたり、髪型もパーマにしてみたり、ピアスを開けてみたり、終いにはタバコも吸い始めちゃってクッソださイキリオタクだ。

自分が周りで一番おもしろいと思いながら生活しているくせに、人見知りで社会適合性は低い。

最高にダサい男だし、青春はまだまだ続くとか考えてるからタチが悪い。子供のままで大人になったと言われてみれば聞こえがいいが、そんないいものではない。

 

そんな青田春男は就活を始めるのだが、就活を続けていくうちに自分の夢を追いかけるか、諦めるか、そんな選択を迫られている。

でも夢って言っても、歌がうまいわけじゃないし、曲を作ってもそこそこの出来だし、ましてや絵が上手いわけでもなく、芸術基質はあまりないだろう。けれども春男はなにか誰かに届ける仕事がしたい。自分の好きな仕事がしたいと願ってやまないのだ。

 

そんな男が事件を起こす。